•  「英数字」と「全角の英数字」
•  01_プロポーショナルフォントの「英数字」と「全角の英数字」
•  02_等幅フォントの「英数字」と「全角の英数字」
•  03_一般的な文書はプロポーショナルフォント

Microsoft IME では、再変換の機能を利用すると、入力が確定した英数字を、全角や半角に変換できます。英字は、大文字または小文字に変換することもできます。

対象の文字列を選択して [変換] キーを押します。これが再変換です。
変換後の文字列を変換候から選択します。
未確定の状態で [F9] キー、あるいは [f10] キーを押すと、半角と全角、英字の場合は大文字、小文字などに切り換わります。

下表は游ゴシックを指定して表示しています。游ゴシックは、プロポーショナルフォントです。

Courier、Times New Roman などの欧文用のフォントには「全角の英数字」はありません。ワープロなどのアプリでこれらのフォントを指定した状態で「全角の英数字」を入力すると、自動的に、日本語用のフォントを使用するようになっています。
筆者の環境の Microsoft Word 2019 では、Times New Roman を指定して「全角の英数字」の「Ａ」を入力した結果、遊明朝になりました。

以下は、いわゆる全角文字です。これらは ASCII 文字ではありません。

当サイトの記事は等幅フォントを使用していますが、出版物など、一般的な文書では通常プロポーショナルフォントを使用します。したがって、前項の表の記号類も含めて、「全角の英数字」を使用する必要はありません。ASCII 文字を使用します。
ASCII 文字は、日本語 IME を OFF にして入力します。