Delphi Programming / Object Pascal
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[掲載 2009年05月25日] [更新 2013年12月15日]　エクセル操作フォームEx
エクセル操作フォームEx   参考コード類
ページレイアウト表示 ( Excel 2007 以降 )
動作確認等 Windows 7 U64(SP1) + Delphi XE Pro + Excel 2010






ページレイアウト表示 ( Excel 2007 以降 )


Excel 2007 には [ページレイアウト] という表示形式があります。印刷時に近い状態での入力操作が可能です。この表示は WYSIWYG に近い状態を実現しているため、処理データ量が多くなると動作が重たくなります。
[改ページプレビュー表示] では実際に印刷可能な範囲しか表示しませんが、この [ページレイアウト] では用紙全体が表示されます。余白やヘッダー、フッター部も編集可能です。セルのグリッド線を表示しなければ印刷プレビューと大差ありません。

次のコードは、コマンド ID を使用してページレイアウト表示にします。


図1
ページレイアウト表示

リスト1 
procedure TplExcelFormEx1.Button1Click(Sender: TObject);
var
  objCmdBars : OleVariant;
begin
  if xlfExcelVersionNo >= 12 then begin
    objCmdBars := xlfExcelApp.CommandBars;
    try
      objCmdBars.FindControl(ID := 11441).Execute;
    except
    end;
  end;
end;


[標準] の表示形式に戻すには次のコードを実行します。エクセル操作フォームの [標準] ボタンは、表示サイズを [標準] にするだけで、[標準] の表示には戻りません。 


procedure TplExcelFormEx1.Button2Click(Sender: TObject);
begin
  xlfExcelApp.ActiveWindow.View := xlNormalView;
end;