[ 印刷プレビュー制御コンポーネント ] [ 四角形 ]

Delphi Programming / Object Pascal

[掲載 2000年12月12日] [更新 2003年09月01日]　印刷プレビュー制御コンポーネント

印刷プレビュー制御コンポーネント四角形
動作確認等	-

塗潰しの四角形 (枠線描画)
塗潰しの四角形 (枠線なし)
四角形の描画 (塗潰しなし)
0.1mm の四角形 (塗潰しなし)
角の丸い長方形

塗潰しの四角形 ( 枠線描画 )

Rectangle(X1, X2, Y1, Y2)

指定の長方形の領域を、現在の TBrush の色と Brush スタイルで塗潰します。また、現在のペンの設定値で枠線を描画します。TplPrev の追加メソッドでは、引数の座標値が X 座標値、Y 座標値の順になっています。

引数	型	説明
X1	Integer	矩形の左端の X 座標値
X2	Integer	矩形の右端の X 座標値
Y1	Integer	矩形の上端の Y 座標値
Y2	Integer	矩形の下端の Y 座標値

塗潰しの四角形 ( 枠線なし )

FillRect (X1, X2, Y1, Y2)

指定の長方形を、現在の TBrush の色と Brush スタイルで塗潰します。枠線は引きません。矩形の右端と下端は塗潰ししません。TplPrev の追加メソッドでは、引数の座標値が X 座標値、Y 座標値の順になっています。

引数	型	説明
X1	Integer	矩形の左端の X 座標値
X2	Integer	矩形の右端の X 座標値
Y1	Integer	矩形の上端の Y 座標値
Y2	Integer	矩形の下端の Y 座標値

四角形の描画 ( 塗潰しなし )

RectLine(X1, X2, Y1, Y2)

現在のペンの設定を用いて矩形の枠線を描画します。内部の塗潰しはしません。TplPrev の追加メソッドでは、引数の座標値が X 座標値、Y 座標値の順になっています。

引数	型	説明
X1	Integer	矩形の左端の X 座標値
X2	Integer	矩形の右端の X 座標値
Y1	Integer	矩形の上端の Y 座標値
Y2	Integer	矩形の下端の Y 座標値

0.1mmの四角形 ( 塗潰しなし )

FrameRect(X1, X2, Y1, Y2)

現在のペンの色を用いて、太さ 0.1 mm の長方形を描画します。内部の塗潰しはしません。TplPrev の追加メソッドでは、引数の座標値が X 座標値、Y 座標値の順になっています。

引数	型	説明
X1	Integer	矩形の左端の X 座標値
X2	Integer	矩形の右端の X 座標値
Y1	Integer	矩形の上端の Y 座標値
Y2	Integer	矩形の下端の Y 座標値

角の丸い長方形

TplPrev の TCanvasは、Delphi の TCanvas を継承しています。したがって角の丸い四角形は、TCanvas のメソッドである RoundRect を使用して描画可能です。もちろん、これ以外の TCanvas のメソッドやプロパティも使用できます。
座標値が X, Y の順となっているメソッドを別に用意したのは、帳票類を作成する際、既存の帳票の寸法を計る時に、定規を当てて、まず横方向の値を、次に縦方向という手順で行いためです。