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1962年の11月2日，大島みち子さんが，成功率15パーセントと言われた大手術を
した日です．
この手術でみち子さんは顔の左半分を失いました．
彼女自身の希望で，眼球は臓器提供されたそうです．
放射線治療をして，かなり大量の放射線を浴びていました．眼球はどうだったの
でしょうか．
翌年の3月の日記に，この手術前後の様子を書いています．
手術をしなければ半年の命と言われていましたが，実際にはこの10ヵ月後の，翌年
8月には遠い世界へと旅立ちました．
なかなかみち子さんから離れることができません．
「大島みち子さん，貴方は一体何者だったんですか」
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