井上夢人さんの新版がまだでていないので,井坂幸太郎のミステリー小説
を読んでみました.
(1) 魔王
政治的な思想等,テーマとは直接関係ない内容が多く,ちょっと閉口気味.
斎藤美奈子さんが解説を書いていました.
知らないって? いや,別に知らなくてもいいんですけどね.
(2) モダンタイムス
これもかなり政治的な思想の内容が多いが,テーマと少し関連がある.
概ね面白かった.
魔王の続編のような意味もあるらしい.
時代は100年後の未来
(3) オーデュボンの祈り
私好みの内容.文句なしに面白かった.
外界とは閉ざされたある島に連れて行かれた青年の物語
井上夢人さんの小説は,「ワクワク感」があるんですね.
そういった,ワクワク感は,「オーデュボンの祈り」以外はなかったです.
なお,以上は,あくまでも個人の感想です.
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