喫茶XRAY [Mr.XRAY掲示板]

スクリーンキャプチャのアプリをマルチモニタ対応にしました．
で，どうやったらマルチモニタ対応になるのか ?
今日は，喫茶XRAY のお客様だけに，その秘密をお教えいたします．

例えば，キャプチャのテストサンプル

[18-01_デスクトップ画面の任意の矩形領域を選択]
http://mrxray.on.coocan.jp/Delphi/plSamples/368_ScreenCaptureTest.htm#18-01

というのがあります．これも今回マルチモニタ対応にしました．
このコードの中の，ホットキーを押した時の処理の中に

        BitBlt(LDesktopImagForm.Image1.Canvas.Handle,
               0,
               0,
               LDesktopImagForm.Width,
               LDesktopImagForm.Height,
               LScreenDC,
               LDesktopRect.Left,
               LDesktopRect.Top,
               SRCCOPY or CAPTUREBLT);

というのがあります．
このコードは，マルチモニタ対応ですが，以前は，

        BitBlt(LDesktopImagForm.Image1.Canvas.Handle,
               0,
               0,
               LDesktopImagForm.Width,
               LDesktopImagForm.Height,
               LScreenDC,
               0,
               0,
               SRCCOPY or CAPTUREBLT);

となっていました．つまり，キャプチャ開始の左上の座標が (0, 0) でした．
それを，普通に (左端のX座標値, 上端のY座標値) のようにしただけなのです．
そんなこと，最初から分かっているだろう ?
と思うかも知れません．そうなんです．
同じページの上の方のコードはそうなっているんです．

プログラムというのは，実際にやってみないと分からないものです．
これを，Mr.XRAY はドジでアホでおっちょっこちょうと思うか，
つまらん !! と思うか，
よく気づいたと褒めてくれるかは，貴方の性格次第です．ホホホッ．

# 折角なので，ローカル変数などの先頭に L を付けたりの編集はしています．
# 左上の座標が (0, 0) のままでも，プライマリモニタ以外のモニタが，
# 右側と下側であれば正常に動作します．