|
この手の話はいとまがないですが、2012年はともかくもペテルギウスが
超新星爆発を起こすのは避けられません。
ペテルギウスは所謂赤色超巨星の状態で有り、しかも末期状態だそうで
何時超新星爆発を起こしても不思議ではないらしいです。
（しかし、人類の観測技術も進んだものですな）
さて、640光年先に超新星爆発を引き起こす程の恒星が存在することは
大変ラッキーなことです。
何故なら、人類は超新星爆発を非常に近い場所で観測でき、しかも肉眼
で見ることができるのですから。
で、地球は大丈夫なの？
数光年先で超新星爆発が起きれば、衝撃波や放射線の影響でまず助から
ないでしょう。
数十光年先では、地球上の生物は放射線によりある程度死滅するかもし
れません。
ですが、640光年先なら保々影響は無いでしょうと言われています。
が、怖いのはガンマ線バースト（以下、GRB）呼ばれる現象です。
GRBは超新星爆発やブラックホールに恒星が吸い込まれる際がなどに発生
すると言われています。
超新星爆発で起きるGRBは、非常に短時間（数十秒程度）に、非常に強力
なガンマ線を放出されます。
このGRBは例え数千光年離れていても、地球上の生物に多大な影響を及ぼ
すだろうと言われています。
ペテルギウスの質量から見て、超新星爆発を起こした際この現象が起こ
る確率は非常に高いとされているようです。
こんな近い距離で、GRBが起きたら人類いや生命絶滅の危機じゃ〜！！
でも大丈夫。（ほんまかいな）
GRBはその恒星の自転軸方向のみにしかも非常に狭い範囲で放出される
事がわかっています。
ペセルギウスの自転軸は地球方向に対して微妙（20度）程度それている
ので、仮にGRBが発生しても大丈夫だそうです。
それよりも、ペテルギウスの超新星爆発が起きれば、４ヶ月程度昼間で
もそれとわかるほど輝くらしいです。
また夜間なら４年程度は放射状に広がるガス暈を観測できるそうです。
などと、TV番組を見ながら西暦1400頃までにペテルギウスが超新星爆発
を起こしていることを期待したのは私だけでしょうか。
|