[ コンポーネントのインストール方法 ( Delphi 5, 6, 7 ) ]

Delphi Programming / Object Pascal

[掲載 2004年01月20日] [更新 2011年11月11日]　コンポーネントのインストール方法(登録方法)等

コンポーネントの登録方法等コンポーネントのインストール方法 ( Delphi 5, 6, 7 )
動作確認等	記事は，Windows XP(SP3) + Delphi 7 で作成

新規インストールの場合
バージョンアップの場合
.dcu (コンパイル済) ファイルだけで提供されているコンポーネント

新規インストールの場合

ここでは，プリンタ設定コンポーネントのインストールで説明しています．
プリンタ設定コンポーネントでは，「plSetPrinterReg.pas をコンポーネントとしてインストールします」となっています．以下，plSetPrinterReg.pas をインストールする場合の画面例です．他のコンポーネントの場合は，plSetPrinterReg.pas の部分を読替えて下さい．

コンポーネントは，複数のファイルで提供されている場合があります．どのファイルをインストール (登録) するのかは，そのコンポーネントに説明が添付されているのが普通です．

	図1 [コンポーネント] [コンポーネントのインストール] [参照]で plSetPrinterReg.pas を指定登録先のパッケージを指定図ではdclusr.dpk [OK]
	図2 再構築確認のダイアログで [はい(Y)]
	図3 [情報] ダイアログで [OK]
	図4 コンポーネントのリストが表示される (裏に隠れて見えない場合がある) 右上の [×] をクリック
	図5 保存確認ダイアログで [はい(Y)] で終了

コンポーネントのインストールは，Delphi 2007 以降と同じ方法でもできます．
Delphi に添付されている dclusr パッケージにインストール (登録) する場合，パッケージのインストール作業は必要ありません．Delphi 5, 6, 7 は，このパッケージはインストール済みです．

バージョンアップの場合

下図のように，該当コンポーネントを登録しているパッケージを開いて，再構築します．もちろんコンポーネント関係のファイルは上書きしておきます．

参考リンク
[インストール済みパッケージの開き方]

図6

[上書き保存]
[再構築]

.dcu ( コンパイル済 ) ファイルだけで提供されているコンポーネント

.dcu ファイルは，.pas ファイルをコンパイルしたファイルです．このファイルの内容は，Delphi のバージョンに依存します．したがって，.dcu ファイルだけで提供されているコンポーネントは，対応バージョン以外の Delphi では利用できません．
他のコンパイル済ファイルも同じです．

もちろん，コンポーネントのソースコードである .pas ファイルのコードも，バージョンに依存することがありますが，必要であれば利用者が修正することが可能です．