Delphi Programming / Object Pascal
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[掲載 2003年07月20日] [更新 2003年07月27日] 元号選択式日付時刻入力コンポーネント
元号選択式日付時刻入力コンポーネント
イベント
動作確認等 -






これらのイベントの第1引数の Sender は、各々入力コントロールのオブジェクトとなっています。コンポーネント自身ではありません。注意してください。これは、外部から、イベントの発生したコントロールを識別するためです。以下の他に OnEnter と OnExit がありますが、これらは他の Delphi のコンポーネントと同じですので省略します。



単一キー押下時に発生


OnKeyPress(Sender, Key)

Delphi の一般的な OnKeyPress と同じですが、Sender は入力フォーカスのあるコントロールとなっています。このイベントの後に、内部の OnKeyPress を実行します。

引数 説明
Sender TObject 入力フォーカスのあるコントロール
var Key Char 押されたキーの ASCII 文字




任意キー押下時に発生


OnKeyDown(Sender, Key, Shift)

各種キーの押下状態を検出する時に使用します。このコンポーネントでは [Tab] も検出できるようにしてありますが、アプリケーション側で、CMDialogKey イベントを処理して、[Tab] を受取る準備が必要です。このイベントの後に、内部の OnKeyDown を実行します。

引数 説明
Sender TObject 入力フォーカスのあるコントロール
var Key Word キーボードのキーです。
Shift TShiftState [Shift], [Atl], [Ctrl] の押下状態




入力値の変更時に発生


OnChange(Sender)

他のコンポーネントの OnChange と同じ動作ですが、Sender は入力フォーカスのあるコントロールとなっています。
個々の値をこのイベントで検出すれば、元号が変更した場合とか、いろいろな場面での処理の変更に対応できます。

引数 説明
Sender TObject 入力フォーカスのあるコントロール




入力コントロールのクリックで発生


OnClick(Sender)

Delphi の他のコンポーネント同様に、マウスの左ボタンクリックで発生します。ただし、Sender はクリックを受取ったコントロールです。

引数 説明
Sender TObject クリックされたコントロール