[ エクセル操作フォームEx] [ 図形や画像の挿入メソッド ]

Delphi Programming / Object Pascal

[掲載 2009年05月24日] [更新 2009年05月24日]　エクセル操作フォームEx

エクセル操作フォームEx 図形や画像の挿入メソッド
動作確認等	-

プロパティ同様、全てのメソッド名の先頭に xlf が付いています。

セル位置を指定して図形や画像を挿入

xlfInsertPicture(AFile, A1, AWidth, AHeight, XSpace, YSpace):
      　　       Txlf2000Shape

ディスク内の図形や画像ファイルを挿入する関数です。挿入位置はセルで指定します。
成功すると Txlf2000Shape オブジェクトを返します。位置関係は、[図の書式設定] [プロパティ] の [セルに合わせて移動するがサイズ変更はしない] に相当します。

引数	型	説明
AFile	String	図形や画像のファイル名。フルパスで指定
A1	String	図形や画像を挿入するセルで A1 形式で指定図形や画像の左上がこのセルの左上となる
AWidth	Integer	図形や画像の表示幅をポイントで指定
AHeight	Integer	図形や画像の表示幅をポイントで指定
XSpace	Integer	挿入する位置の左余白。ポイントで指定
YSpace	Integer	挿入する位置の上余白。ポイントで指定

指定範囲に図形や画像を挿入

xlfInsertPictureFitCell(AFile, FromA1, ToA1, XSpace, YSpace):        　　　
                        Txlf2000Shape

指定した範囲に、縦横比を変更せず図形や画像を挿入する関数です。
上下左右に余白を設定できます。ただし、左寄せで挿入します。オブジェクトの位置関係は、[図の書式設定] [プロパティ] の [セルに合わせて移動するがサイズ変更はしない] に相当します。