Delphi Programming / Object Pascal [掲載 2002年01月14日] [更新 2010年10月20日]　ファイル関連ダイアログコンポーネント類 目次表示切換 前のページ 次のページ ファイル選択・保存ダイアログコンポーネント プロパティ 動作確認等 図は Windows 7 U64(SP1) + Delphi XE(UP1) Pro で作成  プロパティ 凡例 ■ published □ public ▲ ReadOnly プロパティ ファイル選択ダイアログと保存ダイアログのプロパティです。 Directory (ファイルを表示するフォルダ) は、必ず RootDir の階層下になければなりません。この関係が矛盾しているとファイルのリストが取得できません。フォルダの参照ダイアログも表示しません。 指定可能な拡張子は 1 つだけです。複数は指定できません。先頭に . (ドット) を付けて指定します。複数の拡張子をリストしたい場合は、OnFileListed イベント内で処理すれば可能です。 図1 ファイル選択ダイアログのプロパティ ▲ Handle HWND ダイアログのハンドル ■ Title String ダイアログフォームのキャプション ■ DisplayDirectory Boolean Directory 名をフォーム上部に表示するかのフラグ デフォは False ■ DisplayGridLines Boolean リストのグリッド線描画のフラグ デフォルトは True ■ DisplayIcon Boolean ファイルのアイコン表示フラグ デフォルトは True ■ FormLeft Integer ダイアログフォーム表示位置の左端X座標位置 デフォルト値は0 ■ FormTop Integer ダイアログフォーム表示位置の上端Y座標値 デフォルト値は 0 ■ FormWidth Integer ダイアログフォームの幅 デフォルト値はデスクトップの 2/5 の幅 ■ Font TFont ファイルリスト部のフォント ■ FileExt String ファイルの拡張子 . (ピリオド・ドット) 付けて指定する この拡張子のファイルのみ表示する 空文字または * の時は全てのファイルを表示する ■ Directory String 表示するディレクトリ設定 このディレクトリ内のファイルのみ表示する デリミタの有無は問わない 終了時はデリミタなしで返す ▲ FilePath String 選択したファイルのフルパス名 [保存] ダイアログでは拡張子は付かない ▲ FileName String 選択した、または入力したファイル名 ディレクトリと拡張子は付かない ▲ ModalResult TModalResult [開く] または [保存] で終了すると mrOk が、[キャンセル] で終了すると mrCancel を返す ■ FindText String ファイル名の検索文字列 ワイルドカードが使用できる このプロパティが空文字の時は FileExt プロパティで指定する拡張子のファイル全てをリストする (例) FindText := '*重要*' または FindText := '重要' 重要という文字列を含むファイル FindText := '重要*' 先頭が重要という名前のファイル FindText := '*重要' 最後が重要という名前のファイル ■ ImeMode TImeMode 以下の日本語入力モードの設定 絞込み検索ダイアログの入力欄 [保存]ダイアログのファイル名入力欄 リストのファイル名変更中 ■ Options TplDialogOptions ダイアログの上部に表示するボタンの指定 デフォルトは全て False doFindBtn　　ファイル名の部分一致検索用ボタン doFolderBtn　フォルダの参照ダイアログ表示ボタン ▲ BrowseFolder TplBrowseFolder フォルダの参照ダイアログオブジェクト このオブジェクトに対して設定や取得が可能 ■ RootDir String フォルダ参照ダイアログのルートディレクトリの設定 デリミタの有無は問わない ■ BrowseCaption String フォルダ参照ダイアログのキャプション文字列 ■ BrowseTitle String フォルダ参照ダイアログのタイトル文字列 ページ先頭 前のページ 次のページ