[ 印刷プレビュー制御コンポーネント ] [ 均等割付文字列 ]

Delphi Programming / Object Pascal

[掲載 2000年12月12日] [更新 2003年09月01日]　印刷プレビュー制御コンポーネント

印刷プレビュー制御コンポーネント均等割付の文字列
動作確認等	-

横書き均等割付描画

TextRectJust(X1, X2, Y1, Y2, Text)

指定枠内に文字列を均等割付け描画します．デフォルトの文字幅では枠内に収まらない場合は文字幅を自動調整してしまいます．枠は描画しません．固定ピッチの全角文字のみの対応ですが，文字間隔等の計算誤差により，描画にも誤差が生じることがあります．

図1
赤線が指定枠

縦書き均等割付描画

TextRectJustTate(X1, X2, Y1, Y2, Text)

指定枠内に文字列を縦書きで均等割付け描画します．デフォルトの文字高さでは枠内に収まらない場合は文字高さを自動調整してしまいます．枠は描画しません．固定ピッチの全角文字のみの対応ですが，文字間隔等の計算誤差により，描画にも誤差が生じることがあります．つまり，精度はあまりよくありません．

図2
赤線が指定枠

均等分割の文字列描画

TextRectFit(X1, X2, Y1, Y2, Cnt, Text)

座標 (X1, Y1) と (X2, Y2) で決まる領域内に等分割して文字列を描画します．帳票類の金額欄や郵便番号などの印刷に用いることができます．領域の枠は描画しません．

引数	型	説明
X1	Integer	領域左端の X 座標値
X2	Integer	領域右端の X 座標値
Y1	Integer	領域上端の Y 座標値
Y2	Integer	領域下端の Y 座標値
Cnt	Integer	X1 から X2 の間の等分割数 (枠の数．下図では 8)
Text	String	描画文字列．座標X2から右寄せで描画するが．文字数が Cnt よりも多い場合，左側ではなく，右側の方にはみ出し描画してしまうので注意

図3
等間隔に文字を印刷する例