Delphi Programming / Object Pascal
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[掲載 2000年05月07日] [更新 2001年07月22日]　PC-9801 目次
   
PC-9801
平滑化スプライン関数による曲線近似
動作確認等 掲載の図は，PC-9821 Np + MSDOS 6.2 での実行結果
SPTEST.zip　[643 KB]　(Ver. 1.0)






概要


ここに含まれているプログラム SPTEST.EXE は，実験データなどに対して，滑らかな曲線を，コンピュータで自動的に描くための数学的な手法のデモプログラムです．平滑化スプライン関数曲線というものを使用しています．平滑化スプライン関数の平滑化係数によって，曲線がどのように変化するかを実行したのが下図のグラフです．この図の実行画面では，平滑化係数Gによって，
  • G=0.0　平滑化が少ない．すなわちデータ点をほとんど通過する振動した曲線．
  • G=0.3　中間的な平滑化．
  • G=100　平滑化大．ほとんどデータ点に対する最小二乗直線に近い曲線．
となっています．この場合，どの曲線が実際の現象を現すか明らかではありません．つまり，平滑化係数の値によっては，実験データの曲線として適当でないものになってしまいます．うまく利用すれば従来の自在定規の代わりとして利用できる可能性はありますが，その使用方法には十分注意する必要があります．
ホームページ開設に伴い，Windows で動作するプログラムに書換えたかったのですが，現在のところ時間的な余裕がありません．とりあえず，手元にある PC-9821 Np を使用して動作だけは確認しました．懐かしい Roland DGのDXY-880A ペンプロッタでプロッタ出力も確認しました．


実行画面の例




実行方法


ダウンロードしたファイルを解凍したら，解凍したファイルを全て適当なフォルダに移動します．次に PC-9801 を MS-DOS モードで起動します．もし Windows 95/98 が動作していたら，MS-DOS で再起動して下さい．
  • PC-9801 の MS-DOS プロンプトでは動作しません．
これは PC-9801 の仕様です．起動したら作成したフォルダに移動して，SPTEST.EXE を実行します．