|
▼ Mr.XRAYさん
>
> 「知には働けば角が立つ．情に棹させば流される．意地を通せば窮屈だ」
> あっ，いけない．知に働いてしまった (^^;
私見です。名称や数値はうろ覚えのため正確ではありません。
エネルギー資源の重要性：
覚えていますか。
日本が第二次世界大戦に突入せざるを得なかった原因を。
当時の連合国が日本への石油を止める決議によるものでした。
何を言いたいかというと、エネルギー資源の確保は国の生命線だということです。
生命線ということは、命をかけると言うことです。
日本の生計：
日本には資源がない。
外国から原料を買い付け加工して、外国に売って生計が成り立っている。
戦後今まで日本は優れた工業力で優れた商品を製造して海外に売っていた。
おかげで日本は潤い、国の収入の倍ほどの予算をたてても、
半分は国債という借金をギリシャのように外国に売ることなく
国内で買い取り国の経済を回していた。
それは、再入学路地だったからです。
競合相手：
しかし、近年は、中国や韓国がめざましい発展を遂げ
日本のライバルとなって日本製品が負ける状態までなったいる。
現在、技術力というより、低コスト競合で負ける。
コスト競争：
今回東電が１７％電気料金を上げると言っているが
中小企業は壊滅的な打撃を受けるだろう。
ことほど製造コストは日本の重要項目である。
すなはち、中国や韓国と価格競争が出来なくなると言うことです。
負けると言うことは、国の歳入が赤字になるということです。
ということは、国家予算を半減しなければならないと言うことです。
中国や韓国は今後、原子力発電所を増設していくという
製造コスト競争に勝てますか？
電力の安定供給を火力発電でできますか：
石油を燃やす発電は原理力発電に比べてコストが安いだの高いだの議論があります。
でもね、
世界の石油の可採年数をご存じですか。永いというサウジアラビアで６７年、
ざっくり言えば世界平均５０年でしょう。いずれにしても数十年で枯渇します。
すでに産油国は枯渇後の自国を見据えて石油に頼らない国造りをしている。
当然枯渇直前は希少価値でとても購入できる価格ではないと思いますよ。
いつまで火力発電を続けるつもりですか？
事故の本当の責任：
今回の事故は原子力発電が悪いのではなく人災です。
自動車を走らせると便利だけど危険でもある。
だから国が車検制度を設けて厳しく車検をしている。
原子力発電でも、厳しい原子力検？があると思っていた。
やるとすればどこですか、原子力保安院ですか。よく知らないが。
そういえば、○○電力○○原子力発電所は何年度の原子力検に受かった
というようなニュースを聞いたことがない。
自動車はちゃんと万人が判るようにステッカーを貼ってあるけど。
何を言いたいかというと、原子力発電設備など政治家も国民も皆目分からないので
専門家や学者がきちんと意見を出して、安全確認をやっていたのかと問いたい。
ことここに至ってから、危険だの、危ないだの、だから言ったじゃないのなど
言う資格はない。その責任は学者、専門家の全員の責任だと思う。
原子力保安院が無傷なのが不思議、ほんとに官僚は逃げるのがうまい。
電力会社に責任を全部おっかぶせてすむわけではない。
電力会社はどこかの許可を得て作ったはずですよ。
電力会社をヒステリックに袋だたきにしてもいい結果は生まない。
発電会社と送電会社を分けるべきだとか、関係ないことまで口走る。
私たちは、ほとんど１００ｖで停電がないのが当たり前に思っているけど
日本の電力の品質、無停電を凌駕する国はないですよ。
それを言うならまず、全国の電力会社がいざというとき電力供給の融通ができるように
全国５０サイクルか６０サイクルに統一するのが先です。
気象庁の責任：
責任といえば気象庁も責任がある。
何メートルの津波があるかもと予報したので、みんなが逃げ遅れた節がある。
昔から日本の地震学会は天狗ばかりで身の程知らずだった。
ロスアンジェルス地震のとき日本の地震学会はせせら笑っいたが
皮肉にも翌年、阪神淡路大地震が起き、壊滅状態になったが、
なぜ、ビルの真ん中が崩れたのか、なぜ高速道路の脚注の真ん中が
おれたのか、誰も解説できなかった。化石みたいな頭だから
そのくらいのレベルだと言うことだ。「崩れた地震学、学者ら予測できず」
マグニチュードさえ計測できず。
松代地震センター で本震（マグニチュード〈Ｍ〉９）の地震発生から約１０分後に、
はじき出していたという。
しかしここの情報を気象庁は採用するシステムになっていないそうだ。
気象庁の地震計は計測が早いけど８以上計器が頭打ちになり計測できないという。
これって馬鹿でしょう。
それに、過去の何万人以上死亡した地震では明治三陸地震、慶長三陸地震
で震度５程度、しかし津波は１０メートルから３０メートル。
人間、地震で逃げ出すかどうかは、揺れ具合で決めるから正直
震度５位では逃げないかも。だから、予報の仕方が悪かったのだ。それを何百年何十年も放置していた
気象庁か地震学会の責任は重い。うまく逃げてるよね。
外科医はすぐ医療ミスで訴えられるけど内科医は診たて違いで手遅れになっても
訴えられたという話は聞かない。似ているね。
さてどうしますか。
イランの石油を買わないといっただけでガソリンが高騰するけど
枯渇時期が近づけば奪い合いか？どの国が確保できるのでしょうね。
軍事力も政治力もない日本など確保できないと思うけど。
風力発電？風の強いオランダでさえまかなえない。
太陽光発電？夜と昼があり、雨がある限り無理。
原子力発電しかないでしょう。
原子力潜水艦の死亡事故は旧ソ連の老朽船が一度起こしたけど、ほかはない。
フランスやアメリカでも管理技術が向上し無事故になりつつある。
アメリカなどすぐ日本の事故後のシミュレーションをして見事に当てたが
日本の専門家、学者はメンツがあるのか、
アメリカやフランスに「どうぞお助けください」という姿勢ではない。
どこまで日本の研究者、専門家は思い上がって居るんだろう。
今後は、設備改善、災害時対策をより高度に完備していくほかないと思う。
ぜひ、設備機器の専門家を入れてもらいたいものだ。
以上は小生の考えです。
では。
|