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Delphi Programming / Object Pascal
  
[掲載 2001年02月23日] [更新 2016年04月29日] タックシール印刷コンポーネント |
タックシール印刷コンポーネント
印刷項目のプロパティ |
| 動作確認等 |
図は Windows 7 U64(SP1) + Delphi XE(UP1) Pro で作成 |
| 凡例 |
■ published
□ public
▲ ReadOnly |
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印刷のコードは、Canvas プロパティが使用できる各イベント内に書くことができますが、項目エディタで設定することもできます。項目にはデータベースの項目値以外にも文字列、イメージなどを指定することができます。
追加した項目の初期状態は、描画位置とサイズ関係の値が全て 0 となっています。これらのプロパティの値を変更しなければ何も描画しません。
DrawMethod に指定可能なメソッド名は、以下の、印刷プレビュー制御コンポーネントの追加メソッド類となっています。None にすると何も描画しません。描画関係のイベントも、この項目では発生しなくなります。 |
[備考]
著者の場合、実務アプリケーションではほとんどイベント内にコードを書いて設定しています。項目エディタで設定することはあまりありません。 |
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図1
項目プロパティ
- クラス名は TplTackColumn
- 描画メソッドが TextOutXX の場合は
X1, Y1 が描画基準座標値
- 描画メソッドが TextRectXX の場合は
X1, X2, Y1, Y2 が矩形 (長方形) 領域の座標
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| ■ DrawMetohod |
String |
印刷に使用する追加メソッド名をリストから選択する
デフォルトは TextOutLT
None を選択するとプレビューも印刷もしない |
| ■ FieldName |
String |
DataSet の項目をリストから選択
任意の項目名(空白も可)も入力可能 |
| ■ X1 |
Integer |
長方形領域の左端 X 座標値
X1 = 0 はラベルの左端の X 座標値
X1 < 0 の部分は印刷しない
左端のオフセットより左側も印刷しない
単票形式の場合、X1 = 0 は用紙の左端 |
| ■X2 |
Integer |
長方形領域の右端 X 座標値
ラベルの幅を超える部分は印刷しない
右端のオフセットより左側は印刷しない |
| ■ Y1 |
Integer |
長方形領域の上端 Y 座標値
Y1 = 0 がラベルの上端の Y 座標値
Y1 < 0 の部分は印刷しない
上端のオフセット値より上の部分も印刷しない
単票形式の場合、Y1 = 0 は用紙の上端 |
| ■ Y2 |
Integer |
長方形領域の下端 Y 座標値
ラベルの高さを超えた部分は印刷しない
下端のオフセット値をえた部分も印刷しない |
| ■ SpaceX1 |
Integer |
長方形領域描画の際の左端オフセット値 |
| ■ SpaceX2 |
Integer |
長方形領域描画の際の右端オフセット値 |
| ■ SpaceY1 |
Integer |
長方形領域描画の際の上端オフセット値 |
| ■ SpaceY2 |
Integer |
長方形領域描画の際の下端オフセット値 |
| ■ Font |
TFont |
文字列のフォントプロパティ |
| ■ RectLine |
TPen |
長方形領域の枠線のプロパティ
Style を psClear にすると印刷しない |
| ■ RectLineR |
Integer |
長方形の角の丸み半径 |
| ■ RectColor |
TColor |
長方形領域内部の塗潰し色 |
| ■ Text |
String |
追加の文字列の指定
デフォルトは % でこれが描画データ
この前後に追加の文字列を指定する
% がない時は後に追加となる |
| ■ ImageFile |
String |
長方形領域内に描画するイメージファイルの指定
DrawMethod が StretchDrawImage の時のみ有効
実行時にこのファイルが必要なので注意
ImagePict よりも優先される |
| ■ ImagePict |
TPicture |
長方形領域内に描画する埋め込みイメージ
DrawMethod が StretchDrawImae の場合のみ有効
ImageFile が指定されている場合は無効 |
| ■ RectFitCnt |
Integer |
均等割付の文字列の枠の数
DrawMethod が TextRectFit の場合のみ有効 |
| ■ PrintOut |
Boolean |
印刷出力フラグ
True の時はこの項目を印刷する
False にするとプレビューだけで印刷はしない |
| ■ ZipFrame |
Boolean |
郵便番号枠印刷フラグ
DrawMethod が ZipOut か ZipOutEx の場合のみ有効
True の時は枠を印刷
False の時は枠の印刷なし |
SpaceX1, SpaceX2, SpageY1, SpaceY2 は、長方形領域名内の描画オフセットです。下図は SpaceX1 の場合の使用例です。赤枠の線が X1, X2, Y1, Y2 で指定した長方形です。
Delphi 2007 から導入された Margins (AlignWidthMargins プロパティと同じような値です。 |
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図2
SpaceX1 = 0 の場合 |
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図3
SpaceX1 = 50 の場合 |
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