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[11322] 返信 削除
2017/8/14 (月) 18:34:47 CYPRESS 〔HomePage
店主がここのところ『愛と死をみつめて』関係を書かないんで、書かせていただく(笑)、
自分のブログに書いた物の二番煎じだけど(笑)。

『あゝ野麦峠』→映画『あゝ野麦峠』をDVDで→『続あゝ野麦峠』→『「あゝ野麦峠」と山本茂美』
と来てビックリ(@_@)。
『あゝ野麦峠』の山本茂美氏とマコさんの縁(えにし)が深い。

茂美氏、長野の生まれ育ち。
マコさんは生れは大阪だけど、育ちは長野。

マコさんの『マコは生きた! ミコとの別れから50年』を2014年に読んでいたので、
マコさんの物書きの師匠とし私淑していたのが山本茂美氏である事を知っていました。
(同書「第五章思い切り生きる」の内「唯一の師匠山本茂美」、p.264〜p.274)

茂美氏の葬儀委員長をマコさんがやってた。
(同書、p.275)

マコさんが『愛と死をみつめて』出版の為に手紙を持ち込んで受け取ってくれた出版社が大和書房。
そこの社長の大和岩雄(おおわいわお)氏は、かつて、山本茂美氏がやっていた雑誌『葦』の編集部にいた(@_@)。
(同書、p.124)


更に、今まであまり意識してなかったのですが、
大竹しのぶが御二方のベストセラー映像化作品に出演。
1978年に『若きいのちの日記』(→著作権の関係でこちらにしたらしい)でミコさんを演じ、
翌1979年には山本茂美氏の『あゝ野麦峠』で政井みねを演じています(@_@)。


本題はここから、


山本茂美氏には妹がいて、名前が「みち子」(@_@)。
オマケに、昭和18年(1943年)10月8日(金)、チフスのために20歳で亡くなる。
(『「あゝ野麦峠」と山本茂美』、p.120)

ミコさんこと大島みち子さんが生れたのが、昭和17年(1942年)年2月3日(火)。

「みち子」さんが20歳頃に山本茂美氏とマコさん、二人共、亡くされている。
山本みち子さんが亡くなってから、20年後に大島みち子さんが亡くなった(昭和38年(1963年)8月7日(水))。

朝日新聞から『あゝ野麦峠―ある製糸工女哀史』が出版されたのが、昭和38年(1963年)10月10日(木)。
山本茂美氏、その日は、妹のみち子さんが亡くなられてから20年後、命日の二日後、
そしてミコさんが亡くなられてから二か月後…

『愛と死をみつめて』が大和書房から出版されたのが、昭和38年(1963年)12月25日(水)。

(@_@)

こんな感じで縁がある御二方ですが、
実際に出逢ったのは、私が調べられた範囲では、1984年頃らしい。
(『マコは生きた! ミコとの別れから50年』、p.265〜p.274)


それにしても、山本茂美氏にもみち子さんと言う妹さんがいらっしゃったとは…


[11324] Re:縁返信 削除
2017/8/14 (月) 20:07:21 Mr.XRAY
▼ CYPRESSさん,どうもです.

> (『マコは生きた! ミコとの別れから50年』、p.265〜p.274)

これ,結局まだ読んでいません.>
>
> それにしても、山本茂美氏にもみち子さんと言う妹さんがいらっしゃったとは…


本当に,しかも 20 歳で.

CYPRESS さんの書き込みで,HDD から削除し,復活した記事を見てみました.
CYPRESS さんの書き込み内容とは全く関係ないのですが,
昔,NHK だか鳥越俊太郎さんの司会の番組だっかかは忘れました.
みち子さんのお父様が番組に出演していて,みち子さんのアルバムを開いて
みせる場面がありました.
でも,写真がほとんどないのです.これはこういうことだったんですね.

以下,週刊文春 1989年5月4日号からの抜粋

------------------------------------------------------------------------------

<「毎日全国各地から4人も5人も本を読んだ人が訪ねてきて、訪ねてきてくれる
のは嬉しいのだが、本を開いて、いちいち聞きよるんです。
『この時、お父さんはどんな気持ちだったんですか』と、そのたび、その時の身を
焼かれるような悲しみがよみがえって、たまらんのです」。>
夫妻は、若者たちを家に泊め、食事をふるまったりしたが、30枚以上あった
みち子の写真は、<知らん間にアルバムからはがして持っていってしまう人が
いてねえ・・・」>
今では1枚(本に掲載されている高校3年の時のもの)しか残っていない。
みち子の死後、4年は来客の応対に追われ仕事もできず、工場も閉鎖。印税は
それで使ってしまった。

----------------- 引用,ここまで -------------------------------------

今からでもいいですから,是非,実家の方に返して欲しいです.
このアルバムの写真は,みち子さんが死を覚悟した後,たくさんあった写真の
中から,家族に残すために選んだものなんです.

それを,何ということをするんでしょう.
そんな方はみち子さんのファンでも何でもありません !!
昨今の政治家と大した違いがありません.
人として恥を知ってください.


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