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[7373] Re2:宮本武蔵返信　削除
2014/3/17 (月) 19:51:05 千絵 〔HomePage〕
▼ Mr.XRAYさん
> ドラマ放映終わりました．
> まっ，あんなもんでしょう．

私の感想は「いまどきの時代劇」です。
まるで現代劇を観ているようでした。
カツラが似合ってないような気も・・・

> 今回は「立ち回り」が売りだったのかも知れません．

立ち回りについてはほとんど分かりませんが、
巌流島の決闘の場面では、ちょこちょこカメラが切り替わるためか
最大の山場を実感できませんでした。
実際はすごい殺陣をやっていたのかもしれませんが・・・


>ちなみに，原作では，三十三間堂で戦ったのは吉岡伝七郎一人です．

一番違和感を感じたところです。
武芸者同士の果し合いなのに、かたき討ち。
それもあんなに大勢で一斉に切りかかるなんて

すみません
悪口だらけみたいになってしまい、キムタクふぁんに殴られそう。
殴らないでね＞ファンさま
[7374] Re3:宮本武蔵返信　削除
2014/3/18 (火) 06:10:41 Mr.XRAY
▼ 千絵さん

> すみません
> 悪口だらけみたいになってしまい、キムタクふぁんに殴られそう。
> 殴らないでね＞ファンさま

石投げられますよー (^^;
ファンというのは，恋人同士と同じで「あばたもえくぼ」ですからね．
アバターじゃないですよ．

> 私の感想は「いまどきの時代劇」です。
> まるで現代劇を観ているようでした。
> カツラが似合ってないような気も・・・

かつらなのかな ? 自分のかも．
服装も，当時の旅姿ではないような．
言葉使いも，私の知る限りですが．

> 巌流島の決闘の場面では、ちょこちょこカメラが切り替わるためか
> 最大の山場を実感できませんでした。

御意 !!
木村拓哉で武蔵は無理があったような気がします．
いつもはいい演技をする他の役者さんも，こころなしか，気を抜いて
いたような... (思いすごしか)

[7375] Re3:宮本武蔵返信　削除
2014/3/18 (火) 06:27:35 Mr.XRAY
> 悪口だらけみたいになってしまい、キムタクふぁんに殴られそう。

山田洋次監督作品で「武士の一分」というのがあったのですが，
これに木村拓哉が主演しています．私は観ていません．

この映画について，その当時，ネット上に，
山田洋次監督があえて「通し」にこだわったという記事がありました．

映画やドラマの撮影は，通常物語の展開通りに撮影するわけではありません．
例えば，あるロケ地に行くと，そのロケ地に必要な撮影することもあるわけです．
映画やドラマの最終シーンを最初に撮影することもあるわけです．
物語の，ストーリの順番に撮影するわけではありません．

これを，物語の展開順に，ストーリ順に撮影するのを「通し」というのだそうです．
知人に，この方面の仕事をしていた人がいます．
「通し」というのは，主演の役者が，ストーリ順に撮影しないと，
うまくいかないような「へぼ役者」の時にやるのだそうです．
木村拓哉さんが，そうなのか知りませんが．
今回はどうだったんでしょうね．

[7396] Re3:宮本武蔵返信　削除
2014/3/26 (水) 10:19:28 Mr.XRAY
▼ 千絵さん

> 武芸者同士の果し合いなのに、かたき討ち。
> それもあんなに大勢で一斉に切りかかるなんて

吉岡道場側としては，武蔵を倒しさえすれば面目は立つわけです．

一乗寺下り松の決斗の前に武蔵は下見に行っています．
道は三方にあります．その内の１つは南に向かう田圃の中のあぜ道です．
頃は春で，田圃は田植え前の泥の状態です．
(史実では，稲が刈り取られた後の泥の状態だっということらしいです)
あぜ道は細く，吉岡側の武士に囲まれずに逃げることができます．
彼方には，森があり，その先は小高い山となっています．

決斗の当日，一乗寺下り松に向かう途中で佐々木小次郎と出会います．
(東映の映画ではお通さんとも出会う)

名目の大将である吉岡源次郎(12才)を「許せ!」と言って切り捨てた後，
その逃げ道に走ります．
泥まみれになり，時には転んで，途中で数名を切り捨てます．
「くるなー，勝負は終わった!」と叫びながら．
その中に，両目を切られた人物がいます．
小説を読むと，逃げる時の武蔵の激しい息遣いが感じられます．
吉岡側の総勢については，小説では70余名ですが，
武蔵の養子である伊織の記録によると百名は超えていたそうです．

武蔵は年端も行かない子供を切って捨てたことに悩みます．
大将である名目人を倒さなければ自分は負けたことになる．
子供だからと言って，倒さなければ，何十人も相手にすることになる．
それは何の意味があるのか．

吉岡側からすれば，大将を倒せなかった武蔵は負けたことになる．
そして，何が何でも武蔵を倒せば，吉岡の勝ちとなる．
たとえ武蔵を倒せなかったとしても，子供を切り捨てた非情の人間として非難できる．

武蔵は自分に言い聞かせる．非があるのは吉岡側だ．と．

武蔵と吉岡とのことは，歴史資料によって違いがあるようです．
(当然 !?)
武蔵自身の著書の中には，この一乗寺下り松のことは一行もないそうです．
記憶の中から消したかったのかも知れません．


[7397] Re4:宮本武蔵返信　削除
2014/3/27 (木) 15:41:57 千絵 〔HomePage〕
▼ Mr.XRAYさん

解説ありがとうございます。
これを読んでいたら、映画版の宮本武蔵をまた観たくなりました。
2月にBSで放映されたようです。
遅かりし由良之助！
原作も面白そうですね。

実は、役所広司の武蔵が観たいと常々思っていたのですが、
NHKの水曜時代劇で武蔵を演じたらしいです。
全然知りませんでした。残念！

時代劇専門チャンネルで、深夜1時からの「徳川家康」（NHK大河ドラマ再放送）を
毎夜観ているのですが、若きころの荒っぽい信長を役所が演じています。
うつけで荒っぽい。はまり役です。
徳川家康役の滝田栄より個人的には好きです。

役所は、シャル・ウィ・ダンスのサラリーマンもよかったけれど、
荒武者役も似合うな、と、改めてその演技力に参っております。
似合うというのは、個人的な感想ですが、役者はその演技力で
「似合う」と錯覚をさせてしまうのかもしれません。

PS この掲示板に魅かれて、私も設置しました。
　 ぶつぶつと独り言を唱えております。

[7398] Re5:宮本武蔵返信　削除
2014/3/27 (木) 20:52:01 Mr.XRAY
▼ 千絵さん

> 2月にBSで放映されたようです。
> 遅かりし由良之助！

観たかったてすねえ．
 
> 役所は、シャル・ウィ・ダンスのサラリーマンもよかったけれど、

はるか昔ですが，正月の２日だったか，一晩だったか，かなり長い時間
ドラマをやっていた時期があります．テレビ局は失念．
今もやっているのかも不明．

そのドラマで，役所広司が武蔵役をやっていました．観ました．
よかったです．
役所広司は，失礼な言い方ですが，野性的な匂いがするし，
決して生まれがよくない武蔵役にはうってつけだと，思いました．
表情の変化も，引き込まれました．「役者」という感じがします．

> PS この掲示板に魅かれて、私も設置しました。
> 　 ぶつぶつと独り言を唱えております。

画像が挿入できるんですね (^^

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